国保組合からの
お知らせ
Withコロナの熱中症予防
2021年7月15日
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、私たちは「新しい生活様式の感染防止の3つの基本:①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗い」を続けています。これからの季節は、熱中症にも注意が必要です。熱中症予防✖コロナ感染防止を行い、夏を元気に過ごしましょう。
□熱中症とは
【高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能が上手く働かなくなり、体内の熱がこもった状態のこと】です。
□熱中症予防✖コロナ感染防止対策
(1)マスクの着用について
マスクは飛沫の拡散予防に有効です。ですが、マスクを着用していると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇し、身体に負担がかかることがあります。気温や湿度が高い状況でのマスクの着用は、特に熱中症のリスクが高くなります。
*マスク着用時*
・激しい作業や運動は避けましょう。
・喉の渇きを感じにくくなり、水分補給が不十分になる危険性があります。こまめな水分補給を心がけましょう。
*屋外では*
・人との距離を2メートル以上とることができる場合は、適宜マスクをはずして休憩することも必要です。
(2)こまめな水分補給
・のどが渇いていなくても、こまめに水分補給を行いましょう。
・入浴の前後や朝起きたときは、まずは水分補給を行いましょう。
・大量に汗をかいたときは、塩分補給も忘れずに行います。
(3)暑さを避ける
*いつでも*
・吸湿性や通気性の良いものを選び、涼しい服装を心がけましょう。
・熱中症の予防には、エアコンの活用が有効です。ですが一般的な家庭用のエアコンには換気をするシステムはついていません。冷房時でも、定期的に窓やドアなどを2か所以上開け、扇風機や換気扇なども利用しながら換気を行いましょう。換気をすると、一時的に室内の温度は高くなります。温度設定を下げるなどの調整も一緒に行いましょう。
*外出時*
・帽子や日傘などを活用しましょう。
・仕事や運動において、長袖・長ズボン・プロテクターなどを着用する場合は、休憩中に安全な場所で衣服を緩めて、できるだけ熱を逃がしましょう。
・少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動しましょう。人数制限などで、屋内にすぐに入ること
ができない場合は、日陰や風通しの良い場所に移動してください。
(4)毎日の健康管理
・規則正しい生活を心がけましょう。疲労がたまっている時、睡眠不足の時、食事を取らなかった時などは、特に熱中症への注意が必要です。
・日頃から決まった時間に体温測定を行って自分の平熱を把握しましょう。
・体調が悪いと感じたら、無理せず自宅で静養するようにしましょう。
大人が摂取する1日の食事量に含まれる水分量はおよそ1100㎖になります。 食事はエネルギーだけでなく、水分と塩分の補給にもなっています。 |
引用・参考文献:厚生労働省ホームページ 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました
厚生労働省のホームページでは、令和3年度の熱中症予防行動リーフレットを公開しています。ぜひご覧ください。